国際規格推進委員会

委員長

宗塚 啓司(沖電線株式会社)

国際規格推進委員会は2021年に正式発足した新しい委員会です。 現在は一般社団法人情報通信技術委員会(略称TTC、以下TTC)がマルチメディア応用専門委員会内に設置した「マシンビジョンSWG」を活動主体とし、TTCと協力しながら、通信技術とマシンビジョン技術を中心とした国際標準化活動の多様化に対応していく事を目的としています。

TTCは総務省認可の国内情報通信ネットワークの標準化団体です。総務省電気通信システム委員会からの付託により、国際電気通信連合の電気通信標準化部門(略称ITU-T*¹)へ提案される各国の寄書に関する審議を行い、日本国の対処方針を作成すると共に、必要に応じて日本からの寄書を提案、アップストリームする活動をおこなっています。

G3 及びJIIA標準化委員会の業界標準化活動と連携し、その活動の反映と推進を図りながら、公正で開かれたマシンビジョン技術の発展に寄与していきます。

*¹= ITU-Tとは、International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sectorの略式名称。世界規模で電気通信を標準化する事を目的として勧告を作成する国連機関である。勧告と言う形が標準となる。