Camera Link HS(CLHS)は、2012年5月にリリースされ、既存のケーブルを使用して、Camera Link規格のケーブル長や伝送帯域を改善したものとなっています。1ビットのエラー訂正プロトコル、16系統の双方向GPIO、同期した並列処理フレームグラバ、フレーム単位でのカメラ制御が可能です。1レーンあたり3.125 Gbits/s及び5.0 Gbits/sの伝送(Mプロトコル)と、1レーンあたり10.3 Gbits/sの伝送(Xプロトコル)の伝送速度を使用します。相互接続の問題、開発リスクを低減させるため、非暗号化のVHDL-IPが用意されています。イベント通知はパケット転送を使用しており、IPを使用した場合、ジッタ3.2 ns、遅延時間150 ns(typ)を実現しています。GPIO信号も、遅延時間、ジッタ共に300 ns程度となっています。低コストの銅線ケーブルでデータフォワーディングも実現します。
初版リリース | 2012年5月 | ||
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最新バージョン | 1.0 | ||
出力構成 | コンフィギュレーション | 画像データ転送速度 | ケーブル数 |
C2-(CX4 ケーブル) | 2,100・3,300 Mbytes/s | 1本 | |
C3-(CX4 ケーブル) | 8,400 Mbytes/s | 1本 | |
F2-(SFP+ コネクタ) | 1,200 Mbytes/s | 1本 | |
カメラ制御 | Uplink | 300 Mbytes/s(C2)。1,200 Mbytes/s(F2,C3) | |
Downlink | 画像データ共用 | ||
外部トリガ入力 | カメラへの直接接続、 ソフトウェアトリガ |
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データ受信 | フレームグラバ | ||
接続形態 | 1対1,データ分割・データフォワーディングが可能 | ||
ケーブル | 種類 | 最大長 | 給電能力 |
C2・C3(銅線) | 15 m・2 m | なし | |
C2・C3 Active Optical Cable | 100 m | なし | |
F2 マルチモードファイバ | 300 m | なし | |
F2 シングルモードファイバ | 5,000 m | なし |