JIIA市場統計

2017年~2019年までの統計データ(第10版)を発行

詳細&購入

GigEVision

ハードウェアインターフェース
標準規格

GigE Visionはイーサネット通信規格(IEEE802.3)を用いたカメラインターフェース規格です。2006年5月にリリースされ、2018年にVersion 2.1が発行されました。複数ストリームチャンネルをサポートし、標準のイーサネットケーブルを用いて非常に長い距離を高速でエラー無しでの画像データ転送を可能にしています。異なるメーカーのハードウェアとソフトウェアが様々なデータレートでイーサネット接続を通して切れ目なく相互運用することができます。IEEE1588規格を用いて正確なトリガリングを行うこともできます。

伝送速度
現時点では1、2.5、5、10 Gbits/sが可能。
コネクタ
銅線イーサネット、ねじ固定付き銅線イーサネット、
ラッチロック付きイーサネット、シールド付き
イーサネット。10ギガビットイーサネットダイ
レクトアタッチ、イーサネット光ファイバケー
ブル。
受信デバイス
PC直接。ほとんどのPC・組込みシステムに
ギガビットイーサネットが実装されており、
フレームグラバなどの追加インターフェース
カードは多くの場合不要。
カメラ給電
イーサネットケーブル(POE)経由または外部
から給電可能。
ケーブル
ケーブルとカメラの台数による。ケーブ長は
カメラ1台に対して100 m(銅線)または5,000 m
(光ファイバ)まで可能。
その他の特徴
マルチカメラが可能。各カメラはそれぞれのIP
アドレスを持つため、同一ネットワーク内で動作
するカメラの数に制限はない。


初版リリース 2006年5月
最新バージョン 2.1
出力構成 コンフィギュレーション 画像データ転送速度 ケーブル数
1 GigE 115 Mbyte/sec 1本
2.5 GigE 280 Mbyte/sec 1本
5 GigE 570 Mbyte/sec 1本
10 GigE 1,100 Mbytes/s 1本
WiFi 25 Mbyte/sec N/A
カメラ制御 Uplink downlinkと対称
Downlink 画像データ共用
外部トリガ入力 カメラへの直接接続、ソフトウェアトリガ、
IEEE1588による高精度同期(オプション)
データ受信デバイス ネットワークインターフェースカード(NIC)をマザーボードに搭載あるいはアドインのカードとして挿入可能。GigE Vision フレームグラバを使うことも可能。
接続形態 1対1,1対多 ネットワークカードに直接接続あるいはイーサネットスイッチ経由での接続が可能。
マルチキャストとブロードキャストをサポート
ケーブル 種類 最大長 給電能力
CAT-5e/CAT-6a/CAT-7 100 m 13 W(IEEE802.3af)(オプション)
25 W(IEEE802.3at)(オプション)
マルチモードファイバ 500 m なし
シングルモードファイバ 5,000 m なし
SFP+ダイレクトアタッチ 100 m なし




>> 一覧へ戻る <<